2003年11月28日
再開はしたのですが、更新が大幅に遅れてしまいました。それにもかかわらず、覗いていただいた方も多いようで、感謝感謝です。今回から何回かに分けて高知県の仏像を公開します。大学と県が調査をおこなっており、その調査に同行させていただき撮影したものです。そのため、無指定の仏など評価の定まっていない仏もあります。しかし、どの仏も村人たちの思いがオーラとして輝いていました。また今回は、デジタル写真を多用しました。成願寺は全てデジタルカメラでの撮影です。撮影写真の確認、感度の変更、色温度の設定など銀塩では不可能な機能が調査には威力を発揮しました。高知では大判・中判・デジタルと3台のカメラで撮影しましたが、サイト上ではほとんど区別がつかないと思います。
2003年10月12日
やっと再開が出来ました。閉鎖してから2週間以内に再開しようとやってきました。大きく変えたのはサイズの変更です。そして、ひとつの画面に6枚展示してみました。大画面の迫力は失われましたが、同じ画面でいろいろな側面が見えるようになりそれなりに面白い効果が出てきました。単写真から組写真といった趣です。残念ながらこの効果を十分に発揮できるよう写真の配置を考えている時間はありませんでしたので「とりあえず」となってしまいました。これからは画面の効果なども考え配置していきたいと考えています。
長い間、閉鎖して本当にすみませんでした。
2003年 9月30日
いやーまいりました。仏像の盗難事件に怒っていたら、自分の写真も盗まれていました。個展の最中なためページを閉めるか否かずいぶん悩みましたが、対策ができるまでということでとりあえず中断する事にしました。現在、サーバに対しては抗議とホームページの削除を要求しております。また、ホームページの主催者に対しては損害賠償(販売していた可能性があります)と刑事告発などの法的手段も含めて専門家と相談しています。
考えてみると、地方の仏さん盗難と同じような状態だと思います。信仰に根ざしたものなので「盗まれる(売買される)」ということははじめから考えていなかったんですね。確かに盗難事件はあちらこちらでおこっていますし、盗まれる可能性は常にあるのですが現実感がない。百人のうち、いや千人万人の人は善男善女ですよねその中の一人です。その一人のために・・・。たった一人なんですよね。親鸞のような気持ちを持って対処しなければいけないのでしょうが、未だ心の整理が出来ません。
「高品位で大画面の写真で地方仏の良さを知ってもらう」ということで危険を承知ではじめたのですが、このまま続ける事はかえってこの種の犯罪を誘発する事にもなりかねません。また、私の写真を購入してくれた方に対しては商道徳に反する事になってしまいます。何らかの対応をして出来るだけ早く再開するつもりですが、それまでの間はご辛抱いただければと思います。
本当にすみません
2003年 9月18日
個展の開催まで数日を残すだけになりました。気楽に考えていたのですが、やはり個展をおこなうには相当なエネルギーが必要でした。結果的には14まいのnewプリントを展示することにしました、この中にはデジタル処理をおこなったものも含まれています。今回は友人たちが大いに手伝ってくれました。案内ページに出した写真は撮影行にもたびたび同行してくれた田尾氏がデザインしたポスターです。一枚だけですが会場に展示する予定です。また、ギャラリートークをおこなってくれる石井氏も古くからの友人です。他にも影になって助けてくれた友人は数多くいます。おかげさまで、写真の個展としては厚みのある開催になると思います。是非、おいでいただければ幸いです。
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最近更新が途絶えており、ご迷惑をかけています。出来だけ早くこれまでのペースに戻そうと思っているのですが、手が動かないのが現状です。ストックもありますし新規撮影の予定も入っておりますので、気長にお付き合いいただければと存じております。
2003年 7月28日
引き続き個展をおこなう事になりました。前回の個展で皆様から日本の仏像も見たいとの話があり機会があったら是非やりたいと思っていました。そんなとき、会場にいらした「ギャラリーみその」オーナーからギャラリーの企画展としてやってはどうかという話があり、急遽開催が決まりました。1999年の個展で展示した写真を中心にし、新たにプリントした写真を加え総数40点から50点になると思います。日本の仏像写真は私の原点ともいえるものです、前回同様よろしくお願いいたします。
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2003年 6月24日
個展を行います。写真はこのサイトで掲示したインドネシア・タイの他、スペイン・スリランカのものです。実際に引き伸ばした写真を見ると、ディスプレイ上で見るのとはだいぶ違います。総数60点余をすべて全紙サイズに伸ばしました。ぜひご覧いただきたいと存じます。会場には常時いますので、ぜひ声をかけていただければと幸いです。ご叱正、アドヴァイスなどをいただければと考えています。
個展案内へ
2003年 1月19日
このサイトを大幅に更新してから1年が過ぎました。何もPRを行っていないにもかかわらず、延べ2800人を超える人たちが立ち寄ってくれたかと思うと感無量です。週一回のペースで更新を行うとの目標を課して進めてきましたが、ほぼ達成できました。これも、コンスタントにサイトを覗いてくれる皆様のおかげです。あらためて、ありがとうございました。
このところ日本をはなれ韓国・スペイン・タイと外国の写真を中心に構成してきましたが、また日本に戻ろうとスキャンを始めています。同時にインドネシアのシリーズもはじめます。インドネシアはインドからの造形と中国からの造形が混じっているように思えます。ヒンドゥー系の造形はともかくとして、密教系の造形は日本の仏像と似通ったところもあるので比較的親近感を持つ事ができると思います。
2002年12月31日
ガイドに韓国を追加しました。韓国については昔から行きたいと思っていました。ただ、「近くて遠い国」の言葉どおりどうしても足が向きませんでした。その理由は、やはり、戦争だったと思います。日本人が破壊した仏教遺跡を見るのが忍びなかったり、地方に行ったとき嫌な思いをするのではないかとの思いが足を遠のかしたのだと思います。しかし、インドネシア・タイ・カンボジアと東南アジアをめぐるうち、どうしても東アジアが気になってきました。とにかく「韓国に行こう」そう思い、資料を集め始めましたがその少なさには閉口しました。日本語での資料はほとんど戦前や戦後すぐのものでした。
第一回目は普通に売っているガイドブックを頼りに慶州に向かいました。博物館に行き全く読めない美術書とガイドマップを買い翌日からはタクシーをチャーターし慶州市内を回りました。日本語はほとんど通じませんが、ガイドブックの写真と地図が頼りの古寺めぐりでした。2回目は買い揃えた美術書とドライブマップ、そしてインターネットの韓国サイト(翻訳サイトも見つけました)を利用して事前勉強をし、韓国のガイドにお願いして車で半島を横断しました。田舎でのホテルの手配(みんな飛び込みでしたが)、拝観や撮影のお願いなども滞りなくこなしてくれました。
韓国に行ってみて分かった事は韓国文化の独自性とその質の高さです。特に石窟庵にはびっくりしました。ショウーウインドウごしですが、そこには時が止まってしまったような静寂がありました。白磁の世界、そして儒教が生み出した文人の世界、いずれもすばらしい世界でした。それにもかかわらず、あまりにも日本には紹介されていないような気がします。韓国はほんとに近い国です、そして、みな親切です。
2002年4月29日
ガイドに東北タイを追加しました。東南アジといえば即アンコールという風潮にちょっと抵抗して、タイのクメール美術を先にアップしました。スコータイやバンコク市内のお寺についてはどのガイドブックにも掲載されていますが東北タイについての情報はほとんどありません。交通手段もバイクタクシー等が中心で、そろそろ老年にさしかかっている私には一歩も二歩も後ずさりする状況でした。そんな時、インターネットサーフィン中にこの地方を中心に活動しているエージェントを見つけ、やっとタイ・クメールへと足が伸びました。
アンコール帝国の一地方であったイサーン地方ですが、かつては塩と鉄の産地であり、中国とインドとの交易路として栄えたこともあります。また、アンコール帝国の発祥地はこの地方を横断するムー川の下流でメコン川との合流地点あたりとされています。さらに、帝国の最盛期にはアンコールとピマイを結ぶ道路も整備されていました。おそらく、この地方はアンコール帝国の中にあっても特別な意味を持つ地方であったと思われます。
はっきり言ってタイ・クメールはアンコールに比べると美術的には落ちます。しかし、そこにはアンコールには無い暖かさがあります。これはこの地方の村人たちが持つ優しさなのかもしれません。道路端で食べる焼き鳥の香ばしさや遺跡で出会った地元の子供たちの笑い顔、そして、それらがそのまま造形となり寺がかたちづくられていく。私がいっかんして追い続けている日本の地方仏と同じ匂いがイサーンの遺跡に感じられます。
2002年1月20日
このたび2つに分かれていた私のサイトをひとつにまとめてみました。それにともない、ガイドについても大幅に変更しました。国内寺院は他のガイドブックに詳しく掲載さえているところは避け、あまり知られていないが良い文化財の残されている所を中心にして構成しました。
そのため拝観の難しい寺もいくつか掲載しています。しかし、手紙を書き拝観をお願いする、住職にお厨子や収蔵庫を開けてもらう、おまいりをする、住職から仏にまつわる話をきかせてもらう、といった一連のながれこそ古寺めぐりの楽しさだと思います。今回紹介した寺はいずれも暖かく拝観させていただける寺ばかりです。拝観料を払い機械的な説明を聞くだけの古寺めぐりから一歩抜け出して、手紙を書いたり、庫裏にお願いする古寺めぐりを楽しんでいただければと思います。
外国のガイドは現在作成中です。私の場合、撮影が主になるので当然パック旅行や団体旅行ではもの足りません。自分で企画し、ホテルを予約し遺跡までの足を確保すうことになります。この点から二の足をふむ方も多いと思います。私もそうでしたが、そんな心配がいかに杞憂であったかは現地に行けばすぐわかります。
インターネットを利用してホテルと航空券を確保したら後は出かけるだけです。現地のホテルで行きたい場所を示し、リムジンやタクシーをチャーターする。料金は国内でレンタカーを借りるより低廉です。50代になるとこんなスタイルが無理のない遺跡めぐりだと思いますがいかがでしょうか。今後、私が利用した現地エージェント(日本語が通じます)の紹介やタクシーのチャーター料、ホテルの紹介等もしていきたいと思います。